学校行事

本校舎で紙漉きをしました!

遠野校舎では卒業証書の紙漉きを自分で行っています。

本日はその伝統を本校舎に継承すべく、本校舎で紙漉きを実施しました。

 

ビジネスコースの生徒が本校舎の生徒に指導します。

今回は、遠野和紙・楮保存会の高嶋様、鯨岡様にも協力いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 まずは遠野校舎での遠野和紙継承活動の取組について、資料を見てもらいながら説明しました。

原料となる楮やトロロアオイの栽培を学校でしていること、今年は本校舎でも一緒にトロロアオイを植えたことなどを説明しました。

遠野和紙・楮保存会のお二人からは、紙漉きの方法と手順について説明して頂きました。

 

いよいよ紙漉きのスタートです。1年生はいわき発見ゼミで「伝統伝承地域振興コース」に所属している生徒が紙漉きに挑戦しました。

遠野校舎の生徒は、紙漉きのやり方について丁寧に教えていました。

 

1年生は実用できるようにと、はがきサイズの遠野和紙を作成しました。

上手にできたでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 次は2年生、3年生が紙漉きに挑戦します。

卒業証書の紙漉きとなります。自分で漉いた紙が、卒業証書として自分の手元に返ってくる予定です。

そのためか生徒の顔は真剣そのものでした。

 

液をすくって波を立てて均一にするのが難しく、やり直しをする場面も見られましたが参加した生徒は一生懸命取り組んでいました。

遠野の伝統が、本校舎へと着実に継承されていることを実感しました。

遠野和紙・楮保存会のみなさん、ありがとうございました。