学校行事

楮の刈り取り【遠野和紙継承活動】

5月より成長を見届けてきた

ビジネスコースにて刈り取りを行いました。

寒くなり、すっかり葉も落ちて、夏に見た楮とは別物のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回も、遠野和紙・楮保存会、地域おこし協力隊の高嶋様より指導をいただきながら作業を行いました。

保存会会長の高木様からは、今までの活動への感謝と何よりも「寂しくなるなぁ」とのお言葉をいただきました。

 

 

 

昨年度も行いましたが、剪定ばさみでの枝切りはなかなかの力仕事です。

先生方も参加し、1時間程度ですべて刈り取ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刈り取った楮は、その日のうちに保存会の方々で「蒸し煮」して皮を剥き、乾燥させるとのことでした。 

 

 

これで、遠野校舎での遠野和紙継承活動のすべてが終了しました。

この楮は、来年度の本校舎の卒業証書の「紙料」として使われます。

また、平成28年度に苗を植えてから8年間育ててきた楮畑は、保存会で管理をしていただく予定です。

そして、冬休みには本校舎に3株ほど移植します。

 

今年度で卒業する私たちの願いは、「場所は移っても、継承活動をつないでもらいたい」ということ。

それは、保存会も同じ想いです。

 

「継続して、継承活動に取り組めたことはいい経験になりました。地域に貢献することができて、うれしく思っています。卒業しても関われる機会があれば、関わっていきたいと思います。」

             (生徒の感想より)

 

 

仕事をやりきり、皆いい笑顔です。                                   

保存会の皆さん、高嶋さん、大変お世話になりました。