遠野校舎お別れ会
2月に入り、生徒は自宅学習期間になって、校舎は静かで寂しい日々が続いていました。
澄み渡る空、そして湯ノ岳も遠野校舎の閉校舎、さはこの丘・あかさかの丘の3年生を
見守っているようです。
卒業式に向けて、生徒、教員、事務職員、みんなで体育館の会場づくりをしました。
さて今年も正面玄関、校長室、体育館の鉢花は、部活動後援会顧問の佐川和子様が
生けてくださいました。遠野高校時代から長年、ありがとうございます。
毎年、お花には佐川さんからの卒業生への心がこもっています。
さあ、今年はどんなサプライズがあるのでしょうか?乞うご期待。
令和4年4月に開校した、いわき湯本高等学校。遠野校舎は3月末を持って閉校舎を
迎えます。
今日は本校舎の生徒へ、遠野の想いを継承するお別れ会。
PTA会長、同窓会会長、教育後援会会長 様をはじめとしたご来賓の皆様にご臨席
いただき、遠野の想い、あかさかの想いをさはこへと繋ぐ式となりました。
校長挨拶: 阿部学 校長
遠野校舎は地域から愛される学校であり、その想いは決して消えることなく、
今後もいわき湯本高等学校で引き継いで輝きを放っていきます。
来賓代表挨拶:同窓会副会長 芳賀 廉 様
遠野高校、遠野校舎という学校は地域のシンボルでありました。
ここで学んだことを誇りに思い、社会に出ても頑張ってください。
お別れの言葉:生徒代表
私たちが卒業すると学校がなくなってしまう重みを感じています。
しかし、学校がなくなっても、この学び舎で学んだ想いは決して色あせることはありません。
本校舎と遠野校舎の生徒による
本校舎への継承:校訓・楮(こうぞ)・トロロアオイの種
校訓は遠野和紙に書かれています。
遠野校舎から本校舎へ、遠野和紙継承活動への思いや遠野の思いを本校舎代表生徒に伝えました。
最後に、生徒、ご来賓の皆様、職員全員で記念撮影をしました。
遠野校舎から本校舎へ。
お別れ会の後は・・・
閉校舎となる頃には、生徒は全員卒業し、教職員は全員が転勤や退職により遠野の地を
離れます。ほんの一時、みんなで楽しく語らおう。・・・予餞会・・・
生徒の皆さん、とても楽しそうでしたね。卒業まであと2日。最後の高校生活、
最高の思い出を作ってください。
今日、一番うれしかったのは大人かもしれません。昨日まで閉校舎作業で生徒がいない
静かな校舎、どこか寂しく悲しかった校舎も生徒の皆さんが登校しただけで、教員も事務
の方も一人一人が生き生きと過ごしていると感じさせられました。
学校で働く人にとって、生徒の皆さんが何よりの宝なのだと傍からみて感じさせられました。
生徒の皆さんありがとう。先生方ありがとう。事務の皆さんありがとう。
遠野校舎ありがとう。あと2日、元気よく登校してくれるのをお待ちしています。
保護者・地域の皆様へ